ちょっと贅沢なお鍋!?〝苦い野菜〟を添えて食す川魚カー・ケォ

どうして贅沢なお鍋なのでしょうか?この魚は、ベトナムではcá kèo(カー・ケォ)と呼ばれています。南部にしかいないので、南部の名産のひとつなのです。

贅沢といっても、手が届かないほど値段が高いわけではありません。しかし、北部のハノイで食べたら、ちょっと贅沢なのです。このお鍋の特徴は、魚がまだ生きている状態で、乾いているお鍋に入れます。そのため、カー・ケォを生きたまま輸送しなければならず、値段が高いのです。

冷凍の魚は食べません。だから、家ではあまり食べず、お店で食べます。

カー・ケォは川魚で、身はいい香りがします。 

お鍋には色々な野菜を一緒に入れますが、欠かせないのが、rau đắng (ザウ・ダン)です。ザウ・ダンというベトナム語は、日本語に訳すとそのまま「苦い野菜」です。その苦い味が、魚と一緒に食べると、とても特徴的で美味しいのです。

  
このお鍋は夏でも冬でも食べられます。ビーフンと一緒に食べるとさらに美味しいです。

  

ぜひ食べてみてください。ハノイでは、めずらしいので2人分がセットで35万ドンほど、ホーチミンの方が安くて、4人分で18万~20万ドンくらいです。普通のお店と高級な店とでは、値段が違います。(VNLハノイ)