ベトナム中部のゲアン省が、約18億円を投じて、新たな火力発電所の建設を始める。発電所は2020年に稼働する見込みという。

写真㊤=ゲアン省に新設予定の発電所(赤い丸印)のイメージ図
事業主体となるベトナム国営石炭鉱産物公社(ビナコミン)と、ゲアン省人民委員会が、事業計画について、10月10日前の着工を目指すことでこのほど合意した。

新しく建設されるのは「クインラップ1石炭火力発電所」。ドンホイ工業団地の内部に建設される予定。2機の発電タービンを備え、発電能力は1200メガワットとなる。

今後、ビナコミンが詳細な建設計画を策定し、8月半ばごろまでには人民委員会に提出、正式承認を得る見込みだという。