ブンアン第1火力発電所で落成式 最新技術導入、ハティン省

ベトナムでは最新の技術を導入したブンアン第1火力発電所(ハティン省キーアイン県)の落成式が17日行われ、グエン・タン・ズン首相が出席した=写真。ベトナムでは発電網の整備が進んでいる。

落成式で、ズン首相は同発電所建設に携わったベトナム石油ガスグループ(ペトロベトナム)とベトナム設備設置グループ(LILAMA Corporation)を評価した。また、同第1発電所は環境への配慮など様々な技術が導入され、投資額も抑えられた-などとその意義を強調した。

ブンアン第1火力発電所の発電能力は計120万キロワット。段階的に稼働が始まっており、全国を結ぶ送電網に供給した電力はこれまでに30億キロワットを上回る。年間では約72億キロワット時の供給を目指している。