ホーチミン市に近代的な商業施設「ビボシティ」開業

サイゴンコープ投資開発(SCID)は9月20日、ホーチミン市に大型ショッピングセンター「SC ビボシティ(Vivo City)」を開業した。同市でもっとも近代的な大型商業施設として注目される。

サン国家主席も出席して行われた「ビボシティ」の開業式典
開業の記念式典には、チュオン・タン・サン国家主席をはじめ、各省庁の関係者や国内外の関係企業の代表者らが参加。ホーチミン市のタット・タイン・カン人民委員長は式典で、同ショッピングモールの開設を「ホーチミン市を代表する小売企業の一翼であるSCIDの成長を象徴している」と高く評価した。

SC ビボシティは、サイゴンコープ投資開発(SCID)とメープルツリー・インベストメンツが設立。フー・ミー・フン地区(No7区)に隣接する戦略的な立地に建設され、同モールは4月19日から試験的に運営されていたが、その間の1カ月の集客数は70万人にのぼった。

一流のショッピングモールとして、国内外の有名ファッションやアクセサリー、化粧品などのブランド店が誘致された。また、大型スーパーの「コープXtra」が2、3階に入り、家族向けの食料品や日用品の需要に応える。