古都・ホイアンで新作スカーフを100枚紹介

シルクの特産品で有名なクアンナム省ホイアンの観光施設、ホイアン・シルクビレッジでシルクスカーフの新作コレクション100枚が紹介されている。

歴史的な街並みが残り、ユネスコの世界文化遺産にも登録されているホイアンは、古くから養蚕が栄え、現在もシルクの特産品で知られる。旧市街地にあるホイアン・シルクビレッジはそうした歴史や文化を伝える博物館として、観光客にも人気のスポットだ。

100作のコレクションは、著名なシルク産地であるヴァンフック、ナザ、タナン、ホイアンなどで作られたスカーフで、来年2月の旧正月(テト)まで展示される。

旅行アドバイザーによると、ホイアン・シルクビレッジは世界遺産「ホイアンの古い町並み」の中でも特に人気のある施設。施設では40種類の桑が栽培され、トップクラスの高品質のシルクが生産されている。ホイアン産の高級シルクは、かつてこの地域を統治していたシャムの王室にも珍重されていたという。