タイニン省に大型公営住宅 低所得者層に安定供給

ベトナム東南部のタイニン省は、同省で初の公共住宅プロジェクトに乗り出した。事業費は4450万㌦(約48億円)。同市のホアンクアン・メコン・コンサルティング-トレ-ディング-サービス不動産が建設する。

同社のチュオン・アン・チャン社長によると、住宅の総面積は3.㌶。15階建てのビルが7棟、計1526戸のアパートが入る。第1期工事は2017年第4四半期までに、第2期は2018年末までに完了の予定。その後、3370万㌦(約36億円)を追加投資し、2019年までに新たに972戸のアパートを建設する。

同プロジェクトについて、タイニン省人民委員会は、低所得者層に定住できる住まいを提供するとともに、安定的な住宅供給につながると期待している。