19年の成長率目標7.4~7.6%=ハノイ

 ベトナム・ハノイ市人民委員会は、2019年の経済・社会開発目標を22項目設定した。成長率7.4~7.6%、輸出は7.5~8%増などを目指す。ベトナム紙ベトナム・ニュース(電子版)などが伝えた。

 同市は19年、予算の再構築や投資・事業環境の改善、スタートアップのエコシステム推進に取り組み、成長モデルの刷新や生産性・効率性・競争力の向上などと関連付けた経済再構築を図る方針。また、▽都市計画・開発▽行政管理における情報技術の導入▽行政改革の推進▽人員削減▽腐敗と無駄の徹底排除▽教育や医療サービスの拡充▽国防および社会秩序の確保-といった項目も優先させる計画だ。
 18年、ハノイ市は20の経済・社会開発目標をすべてクリアした。成長率は過去3年間で最も高い7.61%となり、輸出は目標を大きく上回る21.6%増となった。ただ、輸出は米中貿易摩擦の関係から、中国・人民元の切り下げや米国の通商政策の影響を受ける可能性がある。
 一方で、日本など11カ国が加盟する貿易協定「包括的および先進的環太平洋連携協定(CPTPP)」やEUベトナム自由貿易協定(EVFTA)などの自由貿易協定は、ベトナムが投資・貿易を拡大させる重要な要素となることが期待される。(時事)