ホーチミン市、鉄道工事代金建て替え払いへ=今月中めど、住商に8600万ドル

 ホーチミン市で建設が進められている都市鉄道の工事代金支払いが遅れている問題で、ホーチミン市が日本の請負業者である住友商事に対し、1月中をめどに市予算から2兆ドン(8620万ドル)あまりの代金を支払う方針を示した。オンラインメディアのVNエクスプレスが伝えた。

 それによると、同市のグエン・タイン・フォン人民委員長は18日、訪越した日本の阿部俊子外務副大臣に対し、中央政府からの資金支払いを待つ間、市の予算を使って昨年分と今年になってからの工事代金を支払う方針を示し、「2月1日までに支払えるよう最善を尽くす」と述べた。この問題では駐ベトナムの梅田邦夫大使が昨年11月、日本の請負業者への未払い分が1億ドルに達したとして、早急な支払いを求める書簡を関係省庁などに送っている。
 都市鉄道の工事代金を市が「建て替え払い」するのは、2017年以降これが5回目となる。(時事)