クアンナム省、最大規模ガス田開発に着手=23年に生産開始

 ベトナム共産党中央委員会経済委員会の副委員長で国営石油・ガス企業ペトロベトナムグループを務めるチャン・シ・タイン氏は1日、中部クアンナム省当局者と作業部会を開き、国内最大規模となるブルーホエール・ガス田開発事業の開始について協議した。国営ベトナム通信(VNA)が伝えた。

 ガス田は、ヌイタイン郡タムクアン村のチューライ開放経済区にある。開発事業は今年着工し、2023年末までに生産を開始する予定。
 クアンナム省から約90キロメートル地点沖にある鉱区「118」に、ガス中央処理プラットホームを建設する。承認されたクアンナム省のガス・電力マスタープランによると、ガスは、ヌイタイン郡タムクアン村のプラントで処理され、4カ所の発電所に供給される。発電所の発電能力は3000メガワット。
 今回のガス田事業により、約600億ドルの収入を生み、クアンナム省の政府予算に10億ドルの歳入が見込まれる。また、熟練労働者3000~4000人の雇用を創出できる。
 チューライ開放経済区の管理委員会の幹部は、約3000ヘクタールを工業地帯に割り当てていると説明。投資家が開発事業に着手する用意ができ次第、この工業地帯を引き渡すという。
 クアンナム省の関係幹部は、今回のガス田事業は、同省で最大規模プロジェクトになるなどと語った。(時事)