物流サービス、30年までにGRDPの30%目指す=ハイフォン市

 国営ベトナム通信(VNA)などによると、ベトナム・ハイフォン市人民委員会は、2030年までに物流サービスが同省の域内総生産(GRDP)の25~30%に寄与することなどを目標に盛り込んだ「開発マスタープラン」を承認した。

 同プランでは、物流サービスの成長率目標を20年までが年25~30%、25年までが30~35%、30年までが30~35%とし、30年までに物流ネットワークをほぼ構築させるとした。

 目標達成に向け、市はすでにさまざまな物流サービスの開発計画に取り組んでおり、通関やコンテナ保管、荷役サービスなどの港湾および空港向けのサービスを開発している。

 また、25年までに六つの物流センターを開発して年間計約9065万トンを処理できるようにする計画で、需要の50~60%に対応できるようになる見込み。各センターは改良・拡張を行うことで30年までに年間処理能力を1億4035万トンに引き上げ、需要の60~65%に対応できるようにする。

 さらに、同計画では、物流分野の職業訓練を受けた労働者の割合を25年までに70%、30年までに80%に引き上げるための人材育成の推進も盛り込んだ。

 市人民委員会のグエン・バン・トゥン委員長によると、ハイフォンは貨物の取扱量で北部1位であり全国2位。特に、昨年5月に開港したラックフエン港は極めて重要な役割を果たしており、今後の貨物取扱量の大幅増や物流サービス需要の拡大が見込まれる。(時事)