ホーチミン市、210事業で海外から投資を募集=総額513億ドル

 ベトナム・ホーチミン市人民委員会のグエン・タイン・フォン委員長によると、同市は、インフラの不備や環境汚染、洪水、交通渋滞などの問題に取り組むため、210件のプロジェクトについて海外からの投資を募集している。総額は1183兆6000億ドン(約513億ドル)にのぼる。ベトナム・インベストメント・レビュー紙(電子版)が報じた。

 投資を募る事業は、交通、インフラ改善、農業、貿易・サービス、都市開発、教育、ヘルスケア、スポーツ、観光、娯楽の各分野。規模が最も大きいのは交通分野で、85件の事業で募集。内訳は橋やアクセス道路の整備が55件、運河整備が7件、都市鉄道8件、都心部道路整備15件で、投資総額は923兆ドン(約401億ドル)となる。
 インフラ改善は計108兆ドン(約47億ドル)で、駐車場や洪水防止事業などを含む36件。このほか貿易・サービスで9件、農業2件、都市開発29件、教育14件、ヘルスケア6件、スポーツ・文化15件、観光・娯楽14件で募集している。
 ホーチミン市は2018年末時点で、世界101カ国・地域から8112事業、総額449億ドルの投資を呼び込んでいる。同市に対する18年の外国企業による直接投資(FDI)は前年比7%増の70億7000万ドルで、ベトナム全体のFDIの22%を占めた。(時事)