バンドン経済区、8兆ドン超の開発計画=クアンニン省

 ベトナムのクアンニン省人民委員会はこのほど、同省バンドン経済区の開発に向けた投資計画を発表した。それによると、2030年までのインフラ整備に8兆3500億ドン(約417億5000万円)超が必要で、このうち、2019~25年に省予算から2兆4000億ドンを拠出し、国家予算から2兆1000億ドンを調達するとしている。ベトナム紙ベトナム・ニュース(電子版)などが伝えた。

 同計画の目標は、バンドン地区を国内経済のけん引役の一つに成長させ、アジア太平洋地域における生活に最適な都市の一つに発展させること。クアンニン省は、この目標を達成するため、五つの重要任務を設定し、航空や道路、水上交通の輸送システムと観光インフラの開発に注力する。
 このうち、航空インフラでは、30年までにバンドン空港の年間処理能力を旅客500万人以上・貨物3万トンに引き上げる。また、バンドン-ハロン間やモンカイと離島とのアクセスを改善するため、各島にヘリポートを建設する。
 道路インフラでは、バンドン-モンカイ高速道の建設を加速させるほか、カムファとバンドン経済区とを結ぶ橋を建設。バイトゥロン湾沿岸の各新都市区に沿って道路を建設し、クアンラン-ミンチャウ道路を改良する。また、カイバウからチャーゴ、カイリムを結ぶケーブルカーの建設を検討する。
 水上交通では、各島の観光港の整備などに投資を呼び込む方針で、観光インフラについては、観光施設や高級リゾート事業に投資する戦略的投資家への支援を優先する。
 その他、ハイテクを用いた農業や持続可能な水産養殖なども重視する(時事)