メコンデルタのインフラ整備に20億ドル追加へ=ズン計画投資相

 オンラインメディアのVNエクスプレスによると、ベトナムのグエン・チー・ズン計画投資相は18日、メコンデルタ地域のインフラへの投資が不十分だと指摘し、今後5年間で同地域に45兆ドン(約20億ドル)を追加配分する必要があると提言した。このうちの半分を国家予算から拠出する考えだも示した。

 メコンデルタ地域には、ベトナムの総人口の5分の1に当たる約1750万人が暮らし、コメの生産量はベトナム全体の半分を占め、毎年の穀物輸出の90%、水産物輸出の大半を供給している。
 メコンデルタのインフラをめぐっては、複数の国会議員が「ホーチミン市や周辺地域と結ぶ高速道路や鉄道などインフラが不十分で発展が妨げられており、道路への公共投資拡大が求められる」といった意見を表明している。
 現在、メコンデルタ地域ではいくつかの重要交通事業が計画されている。カントー市と国内最大都市のホーチミン市とを結ぶ高速鉄道(事業費50億ドル)は、完成すれば同区間の移動が現在のバスで3時間半から45分に短縮する見込みだ。
 また、メコン川支流のハウ川には先ごろ、約2億7000万ドルをかけて建設していたバムコン橋が約6年間の工期を経て開通した。(時事)