ハノイ市の大型インフラ事業、賃金未払いが問題に

 ベトナム・ニュース(電子版)は、ハノイ市で複数の大型インフラ事業の工事が完了しても、多くの作業員への賃金支払いが遅れていると伝えた。

 ハノイ市の地下鉄カットリン-ハドン区間の駅のメンテナンスを請け負うコンストラクション・ジョイントストック・カンパニー1のグエン・バンT氏は、過去1年間賃金や手当を受け取っていないと明らかにした。同社の幹部は、建設事業費800億ドンのうち190億ドンは中国のゼネコンの手元にあると説明。「それを作業員の賃金と設備費に使う」と述べた。だがゼネコンからの支払いは遅れているという。
 また都市鉄道(ニョン-ハノイ間)の陸橋建設は2018年に完成したが、多くの作業員に対する賃金が未払いだという。先週、作業員は建設現場にスタンドやのぼりを立て、賃金の支払いを訴えた。建設業者シエンコは、主要事業主の韓国・大林から作業員に対する200億ドンの賃金が未払いだと明らかにした。この債務をめぐり、大林と関連会社と先週協議したという。(時事)