ホーチミン市がアジア太平洋の3大市場=高まる共用オフィス需要

 【ハノイ時事】共用オフィスや家具、ビジネス機器などを備えたサービスオフィスといった「フレキシブルオフィス」への需要がベトナム南部ホーチミン市で高まっている。ベトナムの不動会社CBREによれば、ホーチミン市はアジア太平洋地域のフレキシブルオフィス市場で3大市場の一つになっている。ベトナム・ニュース紙などが報じた。

 CBREは、年初時点で2%だったオフィス面積全体に占めるフレキシブルオフィスの割合が年末までに5%に上昇すると予想。ベトナムでの事業モデルの多様化を背景に共用オフィスなどが伸びていると分析した。
 インターネットで不動産情報を提供する別の企業の幹部は、「ハノイ、ホーチミン市といった大都市におけるオフィス供給は需要を満たせる状況にはなく、共有オフィスが伸びるのは避けられない傾向だ」と指摘。「共有オフィスはベトナムの中小企業などにも向いている」とも述べ、フレキシブルオフィス市場が今後、質的にも量的にも成長し続けるとの見通しを示した。