大型バスの市中心部への乗り入れ禁止を計画=渋滞緩和狙う-カインホア省ニャチャン

 ベトナム中南部カインホア省ニャチャン市で、29席以上の車両の市中心部への乗り入れを禁止する計画が検討されている。中心部の交通渋滞緩和が目的で、オンラインメディアのザンチーなどによると、省人民委員会のダオ・コン・ティエン副委員長は省運輸局に対し、実行に向けた行程表の作成を各関連機関およびニャチャン市人民委と共同で進めるよう指示した。

 ニャチャン市では、特に週末と休日は観光客が急増し、大量の車両が流入するため交通インフラへの負荷が増大している。週末のチャンフー通りは、大量の大型バスが原因で渋滞が数キロにおよぶことが常態化しており、旅行客は道路の横断に恐怖を感じるほどだという。特に交通量の多い地点には、旅行者の道路横断を助ける青年ボランティアが配置されているものの、ラッシュ時間帯などは車両が多すぎて状況はさほど改善していない。
 カインホア省運輸局のグエン・バン・ザン局長は、交通インフラが改善されない中で観光客数と車両の新規登録数が急激に増加したと説明。チャンフー、グエンティミンカイ、バンドンなど幾つかの通りでは、「午前6時30分から午前8時まで」と「午後4時30分から午後6時30分まで」の時間帯、29席以上の車両の通行を禁止する方針を示した。
 同局は今後、市内中心部を通過するだけの旅客・貨物輸送車両に対する措置や、市内での駐車場増設も検討する。(時事)