キャッシュレス決済拡充へ取り組み=金融機関と連携強化-ダナン市

 現金を用いずにカードや携帯端末で支払うキャッシュレス決済のメリットなどを住民に伝えるため、ベトナムの主要都市ダナンが金融機関と連携した取り組みを行っている。市は2020年に現金決済比率を10%未満に引き下げる一方、クレジットカードやデビットカードの取引件数を3000万件に増やす計画だ。ベトナム・ニュース紙(電子版)が伝えている。

 同市では、ベトナム国家銀行(中央銀行)ダナン支店と金融機関が連携し、キャッシュレス取引の安全性や利便性について住民に情報を提供してきた。金融機関は市内の販売時点管理(POS)や携帯POS(mPOS)ネットワークの見直しを行い、ほとんど使われないPOSターミナルを撤去したり、さまざまな機能を備えた新型の現金自動預払機(ATM)を設置したりして顧客サービスの拡充を図っている。
 市人民委員会のチャン・バン・ミエン副委員長はこれらの取り組みについて、住民のキャッシュレス取引への概念を改めさせるとともに電子決済ネットワークを拡大し、住民、外国人観光客のニーズに応えるのが狙いと説明している。(時事)