ハノイ市当局、水道水の安全確認=使用済み油混入による異臭騒ぎで

 【ハノイ時事】ハノイ市当局は22日、使用済み油の混入で異臭騒ぎとなった水道水の問題で記者会見を開き、「16~21日にかけて実施した(サンプル)調査結果は、すべての項目で保健省の基準を満たす内容だった」と語った。さらに、「本日時点で、ダー川を水源とする清潔な水は、住民の方が調理、飲料を含めたすべての日常生活に使用しても安全だ」との判断を示した。ベトナム紙トイチェ(電子版)が報じた。

 ハノイでは10日、ビナコネックス水道(ビワスプコ)が供給するタイスアン、ホアンマイ、カウザイ、ハドン各区などの南西エリアで水道水に異臭がするとの報告が寄せられた。水源となったダー川の上流で、トラックが使用済みの油を廃棄する場面が目撃され、警察当局が複数の容疑者の捜査を進めているという。
 ハノイ市当局は、ダー川、ビワスプコの水処理施設・貯水タンクとハノイの八つの区の住宅地などで、水のサンプル調査を実施した。今回、安全が確認されたものの、今月末まで調査を継続するとしている。