屋台の飲食提供者にマスク着用義務付け=ハノイ

 ベトナム・ハノイ市保健局は、屋台で飲食物を提供する者にマスクの着用と客の距離を1メートル以上確保するよう義務付けた。同局では、市がソーシャルディスタンシング(社会的距離の確保)措置を緩和してもこの規定は新型コロナウイルスの流行を抑止するために必要だとしている。ベトナム紙ベトナム・ニュース(電子版)などが伝えた。

 同局は7日に各関連機関に送付した文書で、各区・郡人民委員会は屋台やレストラン、ホテルなどすべての飲食提供者に食品衛生安全に関する規定順守を指示するよう要請。浄水と手指消毒剤を使用するとともに客同士の距離を保つために20人を超える人数にサービスを同時に提供してはならないと定めた。
 また、すべての食品供給者と取扱業者に職場でのマスク着用を義務付け、食品を配達する際は事前に包装するよう指示した。
 ベトナムはソーシャルディスタンシング措置がとられていた期間中、公共の場でマスクの着用を義務付け、違反者に10万~30万ドン(約4.1~12.5ドル)の罰金を科した。ハノイでは、4月以降で700件以上の違反が報告され、各違反者に20万ドンの罰金が科せられた。
 ベトナム政府は社会的距離の制限を徐々に緩和しているが、公共の場ではマスク着用と1メートルのソーシャルディスタンシングが推奨されている。(時事)