裾野産業、機械、小売分野など集めた総合展、ホーチミンで開催

ホーチミン市商工局はこのほど、貿易投資促進団体と共同で、裾野産業や機械、小売、コーヒーなどの専門的な展示会を集めた総合展をサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC)で開催した。

3日間の日程で開催されたこの総合展は、企業の事業活動や生産性の向上、技術の革新、そしてグローバルのサプライチェーンに段階的に参画する手助けとなるイベントだ。総合展には、ベトナム裾野産業フェア(VSIF)、ベトナム国際機械フェア(VIMAF)、ベトナム国際小売・フランチャイズショーとベトナム国際コーヒー&デザートフェア(VIETRF)、ベトナム国際プレミアム製品フェア(VIPREMIUM)、ベトベビーフェアなどが含まれる。

例えば、VSIFとVIMAFには、国内企業やベトナムにある海外企業が250のブースを出展し、それぞれの技術力をアピールした。

総合展は、企業に有利な条件や機会を創出するとともに、とりわけ、裾野産業の企業に対しては、相互発展のための協力を拡大し、市場拡大のチャンスを広げることを目的としている。

市商工局のグエン・フオン・ドン副局長によると、この総合展の枠組みの中で、貿易促進や投資機会を探索する活動が行われており、同時に企業は、市場動向やグローバルサプライチェーンの動きをキャッチできるようになるという。

開幕式で、商工省ベトナム貿易振興庁のブイ・ティ・タイン・アン副長官は、「ホーチミン市は、政府の裾野産業の発展戦略を積極的に実行し、実現し、具体化している」と評価。このような展示会は、ベトナム企業と海外をつなぎ、強い産業や分野を育てる機会となっている。