果物など輸出急増 ランソン省の国境ゲート

中国との国境にあるランソン省のタンタイン国境ゲートで年明け以降、果物の輸出が急増している。新型コロナウイルスの影響にもかかわらず連日、農産物を積んだトラック約200台が通関に殺到。積み荷の総重量は1日当たり5000㌧を超え、税関の職員は手続きに追われている=写真。

同国境ゲートは同省の農産物を輸出する最大のゲートの一つ。税関によると、積み荷は主にスイカやドラゴンフルーツ、マンゴー、パラミツ(ジャックフルーツ)で、輸出高は昨年同期比280%以上の9600万ドル(約104億円)に達しているという。税関では通関のスピードアップのため、手続きの簡素化などを進めている。