クアンチ省、企業の生産・貿易活動への投資を支援

クアンチ省商工局によると、産業振興事業は国の管理機関と企業を、企業と消費者を結びつけるとともに、生産の拡大や先端技術・設備のイノベーションと応用、ブランド化、新製品や高付加価値品の開発、競争力の強化に役立ってきた。

写真㊤=クアンチ省は、企業の生産・貿易面への投資を促すため、年間の産業振興資金を増額した

しかし、産業振興は、一村一品運動(OCOP)や農村労働者向けの職業訓練事業、科学技術開発のための投資・金融政策に比べると、企業にとって依然魅力に乏しい。

同省商工局は、短期的・長期的ソリューションを構築し、省人民委員会に産業貿易振興政策の策定と実施に関するコンサルティングを提供。さらに、政策の見直しと改善を続け、組織構造を改革し、スタッフの訓練も強化する。

同省はこれまで、企業の生産・貿易面への投資を促すために年間の産業振興資金を増やすとともに、優れた農村工業製品を作る生産者への投資拡大、市場開拓、経営管理と製品競争力向上を支援するために、産業・貿易振興活動を強化してきた。さらに、地方と密接に連携して農村の工業品生産者のニーズを把握し、産業振興の効率を高めている。

また、組織がスケジュール通りに年間の産業振興計画を策定・実施するためのガイドラインを示し、問題があれば速やかに見つけて解決できるよう検査・監督も強化する。

加えて、産業振興・発展に関するコンサルティングの質を高め、エネルギー効率や持続可能な生産・消費モデルなどを学ぶ取り組みを進める予定だ。

同省商工局は、産業振興と貿易活性化を組み合わせて、省内の優れた農村工業製品の開発を連鎖的に支援していく。