ホーチミン市における2022年の観光部門の総収入が120兆ドンと推定されている。2021年同期に比べて171.2%増加した。

2022年、同市を訪れた外国人旅行者は350万人と推定され、2021年と比較すると100% 増加した。国内観光客は2021年同期に比べて167.4％増の2500万人が訪れた。

2022年、同市の観光産業は新型コロナウイルス感染拡大の影響から、事業を回復させるための施策に取り組んできた。

観光商品の開発については「ホーチミン市へようこそ」を掲げ、市内の地区ごとに少なくとも1つは典型的な観光商品がある、との認識を持って商品開発に取り組んだ。市内の各自治体がプログラムを立ち上げ、都市を訪問、観光客向けに地元の文化を紹介した。「タンフー」や「旧サイゴン」の思い出を巡るツアー、「ビンドン埠頭の祭り」、「チョーロンの獅子舞観賞」などのプログラムも実施された。