工場拡張工事が完了 カーギルのビンディン省工場

米国の穀物商社のカーギルの現地法人、カーギル・フード・アンド・ニュートリション(CFN)が、2000万ドル(約20億円)をかけて進めていたベトナム中部、ビンディン省の工場拡張拡工事が完了した。

同工場は同社が操業している国内8工場のうちの一つで、拡張工事によって、工場の生産量は年間6万トンから4倍の24万トンになる。これに伴い、国内8工場全体での生産量も年間140万トンにアップする。

ベトナム国内における高品質な食品に対する需要増をにらみ、カーギルはこの10年間、家畜の飼育、水産品の養殖に1億1100万ドルを投じている。