10月20日、第13期国会第8回会議が開幕した。本会議では、11月28日までの会期中、特別消費税法案など、多くの重要な経済、社会の問題について議論され、18の重要法案が提案される。また、1年半ぶりに、閣僚らの信任投票も行われる予定。

今国会は、ジェンホン(Dien Hon)と名づけられた新国会議事堂で行われた初の会議となった。18法案の可決を目指すほか、12の法案についても審議する。日本の政府開発援助(ODA)で行なわれる予定のロンタイン空港建設なども主要な議題の一つとなる見込み。

グエン・タン・ズン首相は開幕演説で、経済社会状況の現状と見通しについて、「2014年の国内総生産(GDP)の伸び率は、政府目標の5.8%に達する見込みで、15年はさらに6.2%になるだろう」との予想を示した。

また、ベトナム祖国戦線中央委員会のグエン・ティン・ニャン議長が、有権者からの意見などを集めたレポートを発表したほか、グェン・シン・フン国会議長も開幕の演説を行なった。