ベトナム共産党、創立85周年を祝う

ベトナム共産党は創立85周年を迎え、2日、ハノイ市ミーディンのナショナルコンベンションセンターで記念式典が行われた。チュオン・タン・サン国家主席らのほか、党中央委員会、国会議員、行政関係者、ベトナム祖国戦線中央委員らが参加した。

式典には、サン国家主席のほか、グエン・フー・チョン共産党書記長、グエン・タン・ズン首相、グエン・シン・フン国会議長、ハノイ市のファム・クアン・ギー党委員会委員長らが出席。党政治局やベトナム祖国戦線中央委員など各機関の代表者のほか、ベトナム英雄の母親らや海外の要人などが参加した。

 

グエン・フー・チョン書記長は式典で記念演説を行い、ベトナム共産党の誕生から発展を語り、「この85年間で共産党が多くの困難を乗り越えて、現在の勝利を手にした」と述べた。

 

今年がまた、国がドイモイ政策を導入してから30年の節目でもあることにも触れ、「国の開発事業の長い道のりを示しており、党の成長の記録でもある」とした。さらに、今年が党の第XI議決党大会を実行する最終年であることや、 2011~2015年の社会5カ年開発計画のまとめの年でもあることを強調し、「2015年、党と人民がさらに力を合わせ、それぞれの責任を全うしてほしい」と述べた。