ベトナム共産党 第11期中央委員会第14回総会が開幕

ベトナム共産党の第11期中央委員会第14回総会がハノイで11日、開幕した。会期は13日まで。グエン・フー・チョン党書記長が議長を務め、書記長ら指導部の人事選定が最大の焦点となる見込み。

総会では、党中央委員や政治局員の選定のほか、20日から開催予定の第12回党大会のための委任資格審査委員会の草案も承認する予定。また、環太平洋経済連携協定(TPP)締結のガイドラインについても議論する。

開幕演説でチョン書記長は、「今回の委員会は第12回党大会の準備もあり、特に重要な意味をもつ」と話し、参加者らに「党と人民、国家に対する責任をもち、予定された議題について十分に調査と議論を尽くしてほしい」と呼びかけた。