1~5月の外国人観光客、計500万人超える 5月は前年同期比26.8%増

ベトナム統計総局は、今年1~5月にベトナムを訪れた外国人観光客が500万人を超えたと発表した。5カ月間の外国人観光客数の累計は計約520万人で、前年同期より29.6%増加した。5月の1カ月間の外国人観光客は97万2800人で先月より9.2%減だったが、前年の同期比では26.8%増だった。

入国の交通手段別にみると、空路での入国者は84万7527人。先月より3.7%減だが、前年の同期と比べると31.6%増えた。5カ月間では計約430万人となり、前年同期より32.4%増えた。

また、海路での旅行者は5996人、陸路は11万9323人だった。5カ月間の累計でみると、海路の利用が16万7840人、陸路が73万163人だった。

ほとんどの国からの観光客数が増加しており、アジアからの観光客は約382万人を占め、前年同期比34.4%増となった。なかでも、もっとも伸びが大きかったのは中国人観光客の約150万人で、前年同期比55%増だった。

これに、ロシア(同52.8%増)、韓国(同40%増)、香港(同31%増)、カンボジア(同30%増)、スペイン(同29%増)が続いた。5月にベトナムの入国ビザが免除された西欧の各国も人数が増えており、10~29%の増加を記録した。