フック首相、TPP行動計画を承認=競争力向上と人材育成に重点

 【ハノイ時事】ベトナムのグエン・スアン・フック首相は、今月14日に同国で発効した環太平洋連携協定(TPP)の新協定(TPP11)に対応するための行動計画を承認した。加盟11カ国間の貿易・投資・人的交流の自由化進展に備え、ベトナムの企業や産業界の競争力を高めることや、技術・知識を持つ人材の育成に重点を置く。

 フック首相は、国境を越えて生産・調達・流通過程を効率化し、付加価値を生み出す「バリューチェーン」にベトナム企業が参画するため、適切な政策を取るよう関係省庁・機関に指示。中小企業への支援も促した。行動計画はまた、産業界が求める技能を身に付けるための職業訓練も必要の認識を盛り込んだ。