国会、酒害対策法案を討議=ネット販売禁止規定の削除に議員反発

 オンラインメディアのVNエクスプレスなどによると、ベトナム国会は23日、酒害対策法案について討議した。この中で、保健省が昨年示した同法案からアルコール度数15%を超える酒類のネット販売を禁じる規定を削除したことに対し、多くの議員が不満の意を表明した。

 議員らは、「国際的な流れに逆らうものであり、電子商取引の発展への挑戦だ」などと反発し、議論は白熱した。国会の社会問題委員会は、当該規定を外した理由について、各国会議員の意見を聞いた上で決めたと説明した。
 最新法案では、新たに加わった変更もいくつかある。例えば、15%未満の酒類について、午後7時から同8時までの時間帯を除き、テレビとラジオで宣伝することも認めた。同法案は、今国会の最後に表決を予定している。
 ベトナム人のアルコール摂取量は多く、特にビールが人気だ。保健省のデータによると、2017年にベトナム人は3億0500万リットルの酒と41億リットルのビールを消費し、アルコール消費量は東南アジアで最大、アジア全体でも3位だった。(時事)