ロンタイン空港、遅くとも25年に開業=国会に報告書提出-テー運輸相

 【ハノイ時事】ベトナムのグエン・バン・テー運輸相は24日の国会審議で、整備計画を進めるロンタイン国際空港が遅くとも2025年までに開業するとの見通しを示した。25日付のベトナム・ニュース紙が報じた。第1期プロジェクトが完了すれば、年間の利用者数が2500万人、貨物取扱量が120万トンの空港が誕生する。

 テー運輸相は、グエン・スアン・フック首相の代理として国会で発言。国会審議のために、ロンタイン国際空港の第1期プロジェクトの実現可能性を分析した報告書を提出した。運輸相は、重要な国家プロジェクトであり、開業すれば地域の主要な国際拠点になることが見込まれると語った。
 第1期プロジェクトの事業費は推定111兆6890億ドン(約47億7900万ドル)で、国会承認を得た当初の想定(47億8200万ドル)をやや下回った。ただ、この金額には、土地整備に必要な建物などの撤去費は含まれていない。
 報告書によれば、整備計画は3段階で進める。空港の最終的な収容能力は、年間の利用者が1億人、貨物が500万トンとなる。第1期プロジェクトでは、滑走路1本とターミナルビル1カ所などを整備する。
 国会の審議では、何らかの問題が発生した場合でも運航に支障がでないようにするため、第1期で滑走路をもう1本整備することを求める意見が多数出たという。政府側は、入札手続きを経ずに、ベトナム空港会社(ACV)を空港プロジェクトの主要投資家として認める計画の国会承認を要請した。テー運輸相は、「投資家を選定する入札を実施すると、さらに1年半から2年の時間が必要になるのは確実だ」と訴えた。