独立記念日の5連休案、首相は同意せず=ズン労相は経済重視などで反対

 【ハノイ時事】ベトナムのダオ・ゴック・ズン労働・傷病軍人・社会事業相は10日、国内旅行業の支援などで今年の独立記念日(9月2日)を5連休にするよう求める観光総局の提案に関して、「連休にすべきでないというのが私の見解だ」と語った。「既にグエン・スアン・フック首相に報告しており、私の見解への同意を得た」とし、9月初めの連休案を否定した。トイチェ紙(電子版)が10日報じた。

 ズン労相は10日、国会に出席する際に記者団の取材に応じ、連休に関する提案は幾つかの観点から検証するべき問題だと強調。今年の独立記念日が週央となっており、仕事を休みにする際の補償措置を講じるのが合理的とは言えないと述べた。
 ズン労相はまた、新型コロナウイルスの感染予防で多くの措置が実施され、長期間にわたる不要不急の外出禁止をはじめとした厳格な制限措置などで、労働者と学生は長い休暇になったと説明した。今は生産の回復に注力しなければいけない時期で、経済発展に向けて集中的に取り組む必要があると主張した。
 さらに、9月5日は新学期の始業日に当たるとも指摘。両親は子供の新学期準備に時間を費やす必要があり、旅行に行くのは難しいとの見方を示し、連休案に反対する立場を示した。