ハノイの別荘が身近に 年末には「セール」も

ハノイ市内のザーラン、ツゥリェン、アンカィンの別荘価格は1平方メートルあたり1800万~2150万ドン(約8万4000円~10万円)で、同市内の平均的なマンションの価格と同じレベルになった。Savillsの調べとして、伝えている。

別荘の平均的な価格は7~8%下がったが、購入力はまだ低いという。

第3四半期の市場は静かな状況で、別荘の価格は低下する傾向にあるという。

現在の市場では、例えば、以前は1平方メートルあたり6000万ドン(約28万円)だったアンフゥンにおける別荘の価格が、4000万ドン/平方メートル(約18万6700円)になっている。

Savills研究部のドー・ティ・ツゥ・ハン部長氏によると、別荘の供給計画は15の群・県で、82のプロジェクトがあり、プロジェクトの用地は約11400ヘクタールに上っている。60%のプロジェクトは企画設立期間にあり、32%のプロジェクトは土地開放期間にある。

一方、筆者(記者)の調べでは、年末にかけて、市場では別荘の販売計画が立てられており、その主な目的は、利益よりも在庫の解消を優先している傾向がある。

経済専門家は、年末の別荘市場は人気を集めるとみており、その理由として「価格が以前に比べて50~60%下がる可能性がある」と指摘した。

※価格は、1万ドン=46円69銭で、計算しました。為替レートは常に変動します。ご確認されることをお勧め致します。