11月からバイクの道路使用料1.5倍に増額

財務省は、全国的に道路使用料を従来の1.5倍に増額する規定を出し、11月3日から施行された。オートバイを中心に激増する交通量に対応するためで、収入の一部を道路の補修などに当てる。

道路維持費として徴収している道路使用料の増額を決定し財務省の133号通達によると、100cc以上のバイクでこれまで一年分100000ドンだった使用料が、150000ドンに引き上げられた。100cc未満のバイクでは100000ドンを払うことになった。

支払いの責任者はバイクの所有者で、1月1日~6月30日にバイクを所有していれば毎年7 月(7月1 日~31日の期間中)に使用料を支払うことになる。7月1日~12月31日にバイクを所有していれば、支払いは翌年1月に支払う。翌年以降は、バイク所有台数が変わらない場合は、毎年1月中に1年分を支払うことになる。

所有者が未納の場合は、使用料の1~3倍の以上の罰金が課される。

各省の人民委員会は、各区・各村の管理機関に道路使用料の徴収を委託し、納められた金額の10%~20%は各区・村の収入になる。残りの金額は、財務省が管理し、補修メンテナンスや道路新設のための資金にする。