国家ブランド協議会、国家ブランドプログラム事務局はこのほど、ハノイで2014年に国家ブランドの条件を満たした国内63の企業を発表した。

これは、ベトナムのブランドをPRするために政府が行っているもの。2008年に始まり、2年に1回選出されている。プログラムに選ばれたことを踏み台に、過去の受賞企業はその後、引き続き国内と国際市場での会社自体のブランドを確立するために努力を続ける。

今年選ばれた63社は、製造業とサービス業の各分野から選ばれた。エンジニアリング、機械設備、繊維製品、履物、電気エレクトロニクス、情報技術、電気通信、農業、林業、漁業、銀行•金融、食品•飲料、ビジネスサービス、輸送観光、農業資材や建設、不動産などだ。

国家ブランドに選ばれた企業は、商工省や各関連機関からの支援を受け、特にブランドの構築、知的財産権の登録、ブランドの商標登録、国際市場での貿易活動促進プログラムへの参加などの支援が得られる。

また、同プログラムは、ブランド製品を通じて国のイメージを広告するのがねらい。各企業は、それぞれの分野をリードする存在となり、創造性、製品の品質向上、技術を更新して、成長する。すべての経済分野の企業を支援するのが狙いで、国内と海外の市場で消費者と接点を図ったことで、同国の独自ブランドは数量、品質ともに向上している。同賞を受けた企業は2014年には63社、08年に30社、10年に43社、12年には4社で、年々増加している。