ハイフォンから新路線 日本への路線も視野に

ベトジェットエアーは、ハイフォン市のカットビ国際空港からダナンなど3都市への新たな路線を開設することを明らかにした。グエン・タン・ハ社長が同市との会合で明らかにかした。

開設するのは、ハイフォン発ダナン、ニャチャン、ダラ行きの便で、中国便4便ととともに就航する。同社は地方路線市場において38%のシェアを占め、乗客数も毎年15~20%増加している。現在保有する22機の航空機を、年末までに30機に増やす。

同社はまた、同市を訪れる観光客が多い韓国や日本、タイ、ホンコンへも、ハイフォンからの便を新たに設ける意向があることを明らかにした。これら国・地域から、より多くの観光客を誘致したい市の意向も反映したという。

現在、同市のカットビ国際空港では拡張工事が行われており、ハイフォン人民員会のデュオン・アン・ジェン委員長は「年末までには、リニューアルした空港の姿がお披露目されるでしょう」と話している。

今回の工事によって、同空港は年間400万人を受け入れ可能となり、ピーク時も1時間あたり1000人の受け入れが可能となる。

同空港は、ハイフォン市と周辺地域の経済的発展のうえで、今まで以上に重要な役割を担うことになる。