ベトナム航空、新ユニフォーム アオザイの変更は15年ぶり

ベトナム航空は、パイロットと客室乗務員の新しいユニフォームを発表した。女性客室乗務員が着用する民族衣装のアオザイのユニフォーム変更は15年ぶり。

同社は新たにボーイング777、エアバスA330を導入、機内サービスも「4つ星」レベルへの向上を目指すなど、ブランドイメージのアップと総合的なサービスの向上を図っており、新ユニフォーム採用も、こうした新たな取り組みの一環として行われた。

初めて披露されたのは、ハノイ-ホーチミン往復の機内で、「国際女性の日」(3月)を記念し、女性の乗客に花束が贈られる中、これまでの赤のアオザイから変更された黄色とライトブルーのアオザイの新ユニフォームが紹介された。

 

ビジネスクラスが黄色、エコノミークラスがライトブルーで、著名デザイナーが手掛けた襟などのスタイル、模様などは「ハスの花」の生き生きとした活気と高潔さがイメージされている。また、搭乗客へのサービスでの利便性を考慮し、従来よりもフラップを短くするなど、「動きやすさ」にも配慮がなされている。

男性客室乗務員のユニフォームは白いシャツとスーツで、エコノミークラスはライトブルー、ビジネスクラスは黄色-とネクタイの色を変えている。

新しいユニフォームは、ハノイ、ホーチミン発の日本や韓国、オーストラリア、フランス、ドイツなどへの新型機導入のフライトで試用され、搭乗客からの意見も参考にしながら、5月末に採用される予定。