ベトナム語新聞の歴史150年を紹介する展示会 ハノイ図書館

全国から集められたベトナムの古い新聞コレクションを紹介する展示会がこのほど、ハノイ図書館で行われた。最初の発行から150周年となる中、貴重で珍しい資料が披露されたほか、コレクターや関係者らによる講演会も開かれた。

ベトナムで最初のベトナム語新聞として発行されたのは、150年前の「ザー・ディン・バォ」(1865年4月15日発行)。展覧会は、ベトナム語新聞の150周年記念と、「ベトナム革命新聞」の90周年などを記念して企画されたもので、ハノイ図書館、東西言語文化センターなどが主催した。

展示された150の新聞資料は、グェン・ファット・ハー・ジャン氏、ター・ツゥ・フォン氏、ホァン・ミン氏、チン・フン氏という4人のコレクターらの所蔵品。主催者によると、この150年で目覚ましく発展し、今はベトナムのメディアの主流になっているベトナム語の新聞だが、これほど多くのベトナム語新聞が集められたのは今回が初めてという。

展示会は、記者や作家、有名なジャーナリストなど各新聞に携わった人々の名誉を称える機会も兼ねており、関係者らの講演会も行われた。