街路灯の明るさ実験的に低減 ハノイで節電効果を検証

タンロン大通り、国道5号線、ノイバイ-ニャッタン線など、ハノイ各地で、節電のため、道路の街灯の明るさを70~30%に低減する試みが行われた。

節電のために提案されたもので、ハノイ市人民委員会のグェン・クック・フン副委員長が許可した。交通の安全も考慮してハノイ市交通運輸局とも協力し、実験的に実施した。

ハノイ市では関連各省庁にこれらの道路での安全視察や調査などを行うよう指示。今回の試験実施では、タンロン大通りの街路灯で、午後6時15分~9時まで通常の70%に、午後9時以降を30%の明るさにした。また、ノイバイ-ニャッタン道路(ボー・グェン・ザップ通り)と国道5号線では、午後6時15分~11時まで通常の70%、午後11時以降は30%の明るさとした。

テストは6月26日まで、約1カ月間行われた。今後、関連省庁がハノイ市に結果やデータを報告し、経済効果や節電効果、道路の安全性などを分析して総合的に評価する。