「傷病者・戦没者の日」の7月27日、ベトナムの党や国家指導者らが戦争被害者と戦没者の記念碑を訪れ、線香や花などを捧げた。

68回目となる今年の記念日には、グエン・フー・チョン共産党書記長をはじめ、チュオン・タン・サン国家主席、グエン・タン・ズン首相、グエン・シン・フン国会議長ら現役の国家指導者らが、ハノイのバクソン通り（バーディン地区）にある記念碑を訪れた。また、ノン・ドゥック・マン元書記長、チャン・ドゥック・ルオン元国家主席、グエン・ヴァン・アン元国会議長らも参列した。

参列した国家指導者らは、ベトナムの革命と国家の自由、人々の幸福などの実現のため、かつての兵士らの多大な犠牲や英雄的な行為に対して、深い尊敬と感謝の意を示した。

一行は記念碑での焼香や献花に続き、ホーチミン廟も訪問し、ホー・チ・ミン元国家主席にも敬意を表した。

この日は、各省庁などの行政当局、軍や警察幹部、各種の団体代表らも相次いで戦争被害者や戦没者記念碑やホーチミン廟を訪れ、花輪などを捧げた。全国各地でも同様のイベントが展開された。