クアンニン省の豪雨被害、石炭産業の復旧に支援

ベトコムバンクのギエン・スァン・タン会長は8月5日、クアンニン省の住民に10億ドン、石炭産業の従業員に10億ドンをそれぞれ支援した=写真。

今回の豪雨による同省の被害は、およそ2兆7000億ドンに上るとみられている。

石炭は約1万トンが被害を受け、石炭産業の従業員約3万人が一時、仕事の中止を余儀なくされた。石炭産業の被害額は約1兆2000億ドンとみられている。

また、同省豪雨被害の復旧会議が6日開かれ、ベトナム石炭・鉱物工業グループ(VINACOMIN=ビナコミン)のダン・タン・ハイ社長は、発電のために十分な石炭を提供する方針を明らかにした。

ビナコミンによると、豪雨による洪水などで、予想される今年の石炭量は約3500万トンで、計画より約1000万トン低くなる見通し。国内消費への影響も懸念されるが、ビナコミンは国内用として、十分に提供する-としている。