日越合作ドラマ放送 25日に「タイヨウのうた」

ベトナムと日本合作のドラマ「タイヨウのうた」(Khuc hat mat troi)の第1話が11月25日、ベトナムのテレビでオンエアされる。

オリジナルの「タイヨウのうた」は、日本のTBSが製作。太陽の光に当たることのできない色素性乾皮症(XP)の雨音薫が、ストリートミュージシャンから歌手を目指す姿を描く作品で、主人公が憧れる人気歌手役で松下奈緒が出演するなど話題を呼んだ。

ベトナムテレビジョンフィルムセンターのド・タン・ハイ・ディレクターによると、合作版「タイヨウのうた」は全24話となり、ベテラン俳優のチュ・ハとナ・フォンらが出演する。

ベトナムの俳優たちは、日本側のスタッフと意志疎通するために日本語を学んでいる。国際的な協力によるテレビドラマの製作は、ベトナムの文化や、人々を世界に紹介する新たな手法として期待されている。

「タイヨウのうた」は、2013年の国交樹立40周年スペシャルドラマ「パートナー~愛しき百年の友へ~」に続く共同製作作品第2弾となる。