ハノイ市人民委員会のグエン・クオック・分副委員長はこのほど、ハノイ市交通局が計画した年末年始に向けての交通渋滞緩和策の実施を許可した。市では、警察当局や各自治体と協力して交通の流れの改善を図るという。

計画では、ハノイ市中心部バーディン区で、グエン・タイ・ホック通りからソンタイ通り、チャンフー通り、レ・チュク通りなどにかけての交通の流れを整理する。ザン・ヴァン・ミン通りとキム・マー通りとの交差点や高架道路周辺の信号なども見直すという。

また、キム・マー通りからチャンフー通りにかけてのソンタイ通りは、双方向の通行を可能とする。

トラックなどの大型車両は、渋滞がピークとなる朝と夕方の一定時間、ビントゥイ橋やニャッタン橋の北側で通行禁止とする。

ハノイ市の交通当局は同時に、ファム・ヴァン・ドン通りとチャン・クオック・ホアン通りの車の流れについても調査を行ったうえで、交通の流れがスムーズになるよう、ディエン・ビエン・フー通りとチャンフー通りの交差点などでの自動車通行の方法を見直していく。