ベトナム中南部高原地方のラムドン省で、初のデジタル写真コンテスト「高原の色」が開催された。地域の自然や文化、人々の日常生活を題材とした1000点を越える作品の応募があり、このほど、このなかから選ばれた優秀作品の展示が始まった。

写真㊤=一等賞 「私の故郷、ダンリ」グェン・チョン・バオさん
コンテストは、ラムドン省ダラット市のランドン芸術文化協会とバオ・ロック撮影クラブが共催。同省初のデジタル写真コンテストとして、デジタルカメラで撮影された作品を募集し、特設のウエブサイトへの直接送付で出品を受け付けた。

ラムドン省の魅力を対外的にPRするのがコンテストのねらいで、応募作品もラムドンで撮影された風景、文化、観光、日常生活などに限定。高原地方ならではの豊かな自然や、ダラット観光名所農作業に打ち込む人々の表情など、昨年9月から11月で、全国の258人から1090点の作品が集まった。

コンテストの実行委員会はこのほど、応募作品のなかから優秀な58作品を選出。受賞作品は、ラムドン省のバオロック市ロック・ティエン区、ギャラリー・フォト・バイクで、2016年のテト(旧正月)まで展示されているほか、特設ウエブサイト(http://www.baolocphoto.com/)でも見ることができる。

 
二等賞「農繁期」ファム・クオック・フンさん


三等賞「緑の旅先・ダラット」グェン・ミン・タンさん


【奨励賞】


「バオ・ロックの夜景」レー・ヴァン・クォンさん


「絹糸の接続」レー・コン・リーさん


「内緒話」ファン・ミン・ゴックさん


「ビーフンの天日干し」グェン・クァン・ランさん


「桑の木の栽培」ラン・ミン・ニャットさん