国内便で規制緩和 液体の機内持ち込み

ベトナム民間航空局(Civil Aviation Authority of Vietnam 、略称:CAAV)は、国内便へ機内持ち込みが制限されていた液体物(液体、エアゾール噴霧器、ジェル状製品)の規制を緩和し、小さな密封容器に入れることを条件に認めることを通知した。

運輸省がこのほど採択した国際民間航空安全プログラムの回覧に基づく措置。CAAVによると、今回の措置は国際民間航空機関(ICAO)の指導をベースにしており、担当者は「国内旅行者の旅の快適さの向上につながることを期待したい」としている。

一方、国際線に関しては、機内持ち込み手荷物として1人が携帯できる液体物の総容量を1㍑以下で、1つの容器の内容量を100㍉㍑以下。いずれも容器は密封状態にすることが条件。

処方された医薬品や乳幼児向けミルク、食品は例外となるが、患者本人または乳幼児本人が搭乗しなければならない。出国手続き後に免税店などで購入した液体物は、制限にかかわらず機内へ持ち込むことができる。