リオオリンピックの射撃競技で金、銀2つのメダルを獲得したホアン・スアン・ビン選手が14日夜、帰国した。ノイバイ国際空港には、ベトナム初の金メダリストとなり、国のスポーツの歴史を塗り替えた同選手を歓迎しようと、おおぜいの市民や報道陣が詰めかけた。

ノイバイ空港でインタビューされたビン選手は、「このように歓迎されたことをとても感動しており、心から感謝している。オリンピックでは、精一杯がんばってきた。国に貢献できて光栄だ」などと語った。

ビン選手は射撃の10mエアピストルで金メダル、50mピストルで銀メダルを獲得した。金、銀2つのメダルを獲得したことで、ビン選手にはグエン・スアン・フック首相をはじめ、文化・スポーツ・観光省、国防省からもお祝いのメッセージが寄せられた。また、1億ドンの賞金が与えられた。

 

空港では、文化・スポーツ・観光省のグエン・ゴック・ティン大臣とビン選手の家族がビン選手を出迎えた。

 

ビン選手が所属する軍人スポーツセンターの関係者らも駆け付けた。

 

ビン選手を取り囲み歓迎するファンら。

 

練習や試合などで長く離れていた家族とも再会を果たした。

 

この日は悪天候だったにもかかわらず、多くの市民らが帰国するビン選手を歓迎しようとノイバイ空港に集まり、お祝いムードを盛り上げた。

 

集まったメディア関係者の多さが、人々の関心の高さを物語る。