アジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚・首脳会議などの行事(11月16日~11日)を控え、ベトナムのグエン・スアン・フック首相はテロ対策や警備に当たる警察など関係機関の演習に出席した。

APEC2017に関係する会議は、これまで国内の8つの地方で開催されたが、いずれも混乱はなく、安全が確保されている。

ダナン市で開催される第25回APEC首脳会談を控え、ベトナム国内では軍や警察などが協力体制をさらに強化し、ダナン国際空港をはじめベトナム国内の各国際空港など空、海、陸の各路の拠点での警備・警戒を続けている。

フック首相は「治安を破壊するいかなる行為も決して許さない」と強調した。その上で、APECの警備を担当する公安省、軍、ダナン市当局などに対して「連携して全ての対策を点検し、あらゆる状況に対応しなければならない」とテロ対策に万全を期すよう指示した。