フーン・ミーが新作発表 アラブ・ファッション・ウィーク

ベトナム系アメリカ人の女性ファッションデザイナー、フーン・ミー(Phuong My)さんの最新作「ホア・チュイ・チェン(スイセンの花)」がこのほど、アラブ首長国連邦のドバイで開催された第5回アラブ・ファッション・ウィーク(AFW)に出展された。

写真㊤=フーン・ミーの最新作(フォン氏のフェィスブックより)

ミーさんは2010年、米国のニューヨークやサンフランシスコのファッションコンテストで最高賞を受賞。2013年には、エルやハーパースバザー、ヴォーグといった有名ファッション誌の仕事を手がけ、自身のブランド、「フーンミー」を設立した。同年、高級宝飾品ブランド、ブルガリのハノイ店オープンに際してコラボレーションしたことで一躍脚光を浴びた。その後、ホーチミン市に、自身のブランドの旗艦店をオープンした。

AFWは、「ニューヨーク・ファッション・ウィーク」「ロンドン・ファッション・ウィーク」などを運営するアラブ・ファッション協議会が主催。若手から大御所まで、多くのデザイナーが参加した。ミーさんの新作コレクションはピンクや白、パステルを基調とした高品質のシルクやレース、麻素材の30作品で、17日に現地のステージで披露された。

「私はファッションではなく、夢を創造している」とミーさん。これまでにも、「ベトナム・ファッション・ウィーク」「トーキョー・ファッション・フューズ」「ニューヨーク・ファッション・ウィーク」など国内外でファッションイベントを手がけてきた。また、自身のブランド普及のためにヴォーグUKや、ヴォーグイタリアなど多くの欧米のデザイナーやブティック、スタイリスト、雑誌とコラボレーションしてきた。「フーンミー」のショップは、アクセサリーや衣装が多数揃い、国内外の客から高い好感度を得ている。