公共事業の予算執行、毎月公表へ=フエ副首相、財務省などに指示

 ベトナムのブオン・ディン・フエ副首相は、このほど開催された2016~20年の中期公共投資の見直しに関する作業部会で、計画投資省と財務省に対し、公共投資への各省庁・機関ごとの配分予算の執行状況を毎月公表するよう指示した。オンラインメディアのベトナムネットが伝えた。

 フエ副首相がやり玉に挙げたのは、運輸省と農業・地方開発省、天然資源・環境省。副首相によると、16~20年にこれら3省には総額303兆ドン(約133億4000万ドル)と、中央政府の中期公共投資(推定1200兆ドン)の4分の1超を占める資金が割り当てられている。
 18年だけでも、運輸省には21兆ドン超、農業省には15兆7000億ドン、天然資源省には1兆5000億ドンが割り当てられている。統計によると、運輸省の18年1~4月の執行状況は6兆9000億ドンで通年目標の32.6%、天然資源省は5月14日現在、2380億ドンで同16%、農業省は4月30日現在、2兆1000億ドンで同13.7%。
 フエ副首相は「3省に割り当てられた予算の執行は依然停滞し、平均水準よりもかなり低調だ」と指摘。背景には、法的ルールや政策メカニズムの規制に問題があるとの見方を示しつつ、主因は3省の運用態勢と担当者の無責任さにあると強調した。(時事)