世界各地のタトゥー文化や技術を紹介する「タトゥー・エキスポ2018」がこのほど、ハノイ市で開かれ、16の国・地域から150人以上のタトゥーアーチストが参加した。

写真㊤=「タトゥー・エキスポ2018」の運営メンバー

運営委員会のル・チエ・ソンさんによると、国内でも久しくタブー視されていたタトゥー文化を紹介するイベントが、首都において国際的規模で開催されるのは初めて。

「近年、アーチストの数が増え、タトゥーがモダン・アートとして徐々に受け入れられるようになってきた」とソンさんは話す。

今回のエキスポには、国内だけではなく、英国をはじめフランス、イタリア、ポルトガル、スペイン、フィリピン、台湾など海外から多くのアーチストが参加。「参加希望者が多く、出席者を選考するための5つの会議を作らなければならいほどだった」(ソンさん)という。

会場には100以上のブースが並び、各国のアーチストが、アジアンスタイルやベトナムスタイルなど、さまざまなタトゥーや最新テクニックなどを紹介。コンテストやディスカッションのほか、ヒップホップのライブなども行われた。